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「じぶんで彩る毎日❸」モビール

この記事の目次

北欧の人々は、暮らしの中に小さな手づくりを取り入れるのがとても上手。料理や手芸、DIY など、ほんの少し手を動かすだけで、生活も気持ちも豊かになります。ご一緒に、毎日を素敵に彩ってみましょう。

掲載号:The SWEDEN HOUSE No.161

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暑さの厳しいこの時期は、わずかな風さえもありがたく感じます。風で揺らめくモビールで、部屋を涼やかに飾ってみませんか。

モビールは、古くからデンマークで用いられてきたインテリアの装飾品。天秤のようなモビールは、バランスを取るのが難しいですが、今回はモチーフを糸でつなぐだけの、簡単モビールをご紹介します。

用意するのは厚手の折り紙とハサミと糸だけ。様々な色をカラフルに合わせると明るくポップなモビールになり、子ども部屋向きになります。また、ブルー系の濃淡や白とシルバーなど、大人っぽく同系色でまとめると、リビングやベッドルームなどにも調和しやすくなります。

モビールは、手の届かない高いところに吊るすため、お子さんが小さくて部屋に雑貨等を飾れない時期の装飾にもおすすめ。

できあがったモビールを、窓辺に飾ると、風が通るたびにゆらゆらと揺れて涼しさを演出してくれます。また壁や床にモビールの影がうつると、幻想的にもなるでしょう。

風と光を感じるモビールを、是非つくってみてくださいね。

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ハサミやカッターで好きなかたちに紙を切りぬきます。2枚重ねるには、厚手の折り紙が切りやすくて扱いやすいです。1枚の紙を平面で見せるならば、さらに厚みのある画用紙が適しています。

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モチーフを立体にするには、同じかたちを2枚切り取って、重ねて真ん中をホチキスでとめるか、糸で縫いつなぎます。立体的だと揺れたときにどの方向から見てもかわいく、紙の色や柄を変えると、さらに表情豊かになります。

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03.

窓辺に飾る際は、窓枠の内側に取りつけた突っ張り棒に、糸を結びつけます。高さを揃えずに、長短をつけるとよりリズミカルに。また、割りばしなどを十字に固定したものや、丸い枠(刺しゅう枠など)に吊るしても。

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mainichi_yanagisawa柳沢小実

1975年 東京都生まれ。日本大学芸術学部 写真学科卒業。
エッセイスト、整理収納アドバイザー、暮らしにまつわる著書多数。

 

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