保存版!賢いモデルハウス見学術

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いつかはマイホームを・・・とお考えの皆さん!ハウスメーカーのモデルハウスが建ち並ぶ住宅展示場へお行きになったことはありますか?駐車場完備で、土日祝日を中心に子ども向けの楽しいイベントやワークショップ、初心者向けの住宅セミナーが開催されていることもある住宅展示場。どなたでも無料で自由に見学ができるので、何度でも、何か所でも気軽に訪れてほしい場所です。今回はそんな住宅展示場に目を向け、モデルハウスを見学する時のポイントを紹介していきますので、家づくりの参考にしていただけたらと思います。

モデルハウスって、どんな所?

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「モデルハウス」とはマイホームの建築を検討している人のために、ハウスメーカーや工務店が展示用に建てた家のこと。比較検討できるように複数社のモデルハウスがまとまって建つのが「住宅展示場(住宅公園、ハウジングセンター、マイホームセンターなどと呼ばれることも)」です。様々なモデルハウスがありますが、どれもその会社の住宅商品アピールを目的に建てられていることは同じです。玄関を入ると、リビング、ダイニングと続き、キッチンや浴室、トイレなどの住宅設備も一通り展示されています。寝室や子ども部屋はもちろん、例えばファミリールームやオーディオルーム、サウナやインナーテラスなどが提案されていることもあります。更に建物の構造・性能を紹介するコーナーや商談スペースなどもあるためモデルハウスは全体的にゆったりと設計されていることが多く、延床面積は60坪前後から、大きいモデルハウスになると80坪、90坪という所も。見学しやすい間取りや動線の工夫もされているので、他の見学者と重なってしまってもゆっくりと見て回ることができます。

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また、分譲地などに建てられ、そのまま購入可能な「まちなかモデルハウス(分譲型モデルハウス、移動モデルハウスなどと呼ばれることも)」もあります。「まちなかモデルハウス」は、実際にそこで暮らすために建てられた土地付きのモデルハウスで、30坪代を中心とした現実的な大きさ、間取りであることが一般的です。ハウスメーカーによっては、「まちなかモデルハウス」に体験宿泊できることもあります。

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今回の記事では、住宅展示場に建つ「モデルハウス」の見学ポイントについて見ていきたいと思います。

どのモデルハウスを見る?

どの住宅メーカーのモデルハウスを見学するか、出掛ける前にインターネットで調べる人がほとんどだと思います。事前にリサーチして見学予約をすれば効率的なのは言うまでもないのですが、実際に住宅展示場で外観を見てピンときたモデルハウスがあれば、予約なしで見学するのもオススメです。住宅展示場をぐるりと歩いてみて、外観の雰囲気から「ちょっと中も見てみたいな」「他のモデルハウスと違う雰囲気があるな」と感じたらどんどん見学してみましょう。
ちなみに家族であっても、住まいのこだわりやデザインの好みが異なることはあります。最初のうちは見たい住宅メーカーをあまり絞らずに、一緒に暮らすご家族の意見も大切にしながらモデルハウスを見学してみてください。お互いのこだわりや好みを理解できたり、各住宅メーカーの特徴が分かったりすると、家づくりにおける優先順位が整理されていくはずです。

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PICK UP!〈スウェーデンハウスを選んだ決め手〉 その1

スウェーデンハウスを建てた人に〈スウェーデンハウスを選んだ決め手〉を聞いたところ、【外観デザイン】という答えが4位に入りました。

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【外観デザイン】について、スウェーデンハウスを建てた人からは「明るい色づかいと、外観デザインを特徴づける木製サッシ3層ガラス窓が、他の住宅にはない個性を演出していると思います」「外観の可愛さに、毎日、幸せを感じています」「我が家が街並みの中でランドマーク的な存在になっているんです!」などの声が集まっています。

受付アンケートは答えるのが正解!

モデルハウスを訪れる人の中には「初めての見学で、まだ具体的に計画を決めていない」という人もいれば「既に家を建てる計画が進行中」という人もいます。つまり様々な検討段階の人が、それぞれの目的で訪れる場所なのです。モデルハウスを見学する際には、受付アンケートへの記入をお願いされますが、これはその人がどの検討段階なのかを把握するためのものです。まだ計画が具体的でない人の中には「営業されるのではないか・・」と不安を感じる人がいるかもしれませんね。しかし、このアンケートによってお客様の状況が営業担当者に伝われば、それに応じた情報が得られるはずです。建てるかどうか分からない状態でモデルハウス見学をする人もたくさんいるので安心してください。ニーズに合った説明を聞きながらモデルハウスを案内してもらえば、ただ何となく見学するのとは明らかに違う、あなたの家づくりに役立つ情報が得られますよ。

見学でしか分からないことって? ━ モデルハウスCheck Point ━ 

さあ、ここからはモデルハウスを見学することでしか分からない(できない)ことを紹介していきたいと思います。

Point 1 感覚フル活用!外観・室内の雰囲気

まず、外観や室内の雰囲気をリアルな感覚でとらえられることです。私たちは空間を認識する際、視覚、聴覚、臭覚、触覚などの感覚をフル活用しています。特別に意識する必要はありません。実際の建物を前にしての素直な感覚・・・「なんだか好き」「さわやか」「落ち着く」といったような漠然としたもので構わないので、その感覚・印象を大事にしてほしいと思います。実はスウェーデンハウスのオーナーさんには「モデルハウスで一目惚れした」という人が少なくありません。実際に見て感じた「好き」という印象は、これから始まるハウスメーカー選びや具体的な家づくりにおいて大切なカギとなります。それから、室内の広さや部屋のつながり方、天井の高さなども確認してみましょう。これも、実際に見て、感じてみないとわからないことの一つです。住宅を設計するための基準となる寸法のことを「モジュール」というのですが、この基準寸法はハウスメーカーによって異なります。日本の住宅は昔から910mm(=3尺)の「尺モジュール」が使われており、この他に1000㎜の「1メーターモジュール」も使われます。ちなみにスウェーデンハウスのモジュールは1200㎜で、この基準寸法の違いが、廊下やトイレのゆとり(幅)などにも影響してきます。

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Point 2 必見!構造・性能ブース

モデルハウスには、その住宅商品の構造や性能を紹介するブース・コーナーが必ずあります。技術的な模型や説明パネルが並ぶので、とっつきにくい印象を受けるかもしれませんが、ここは必見。暮らし心地を大きく左右する情報が満載です。モデルハウスでしか見ることのできないものも多くあるので、足を止めて、ぜひスタッフに解説してもらってください。

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PICK UP!〈スウェーデンハウスを選んだ決め手〉 その2

全国にあるスウェーデンハウスのモデルハウスにも、構造・性能ブースがあります。スウェーデンハウスを建てた人に聞いた〈スウェーデンハウスを選んだ決め手〉によると、上位に構造・性能関連の項目がランクイン。1位【断熱性・気密性】、2位【木製サッシ3層ガラス窓】、そして5位【遮音性】です。構造・性能ブースでは、契約の決め手となった構造・性能について展示を見ながら分かりやすく案内してもらえます。例えば【断熱性・気密性】の場合、なぜ断熱性・気密性を高く保つ必要があるのか、どんなメリットがあるのか、性能が低いとどうなるのか、どうやって高気密・高断熱を実現するのか(具体的な技術や工夫はどんなものか)、そもそも何故この2つの性能をセットで考えるのか・・・などを知ることができます。【木製サッシ3層ガラス窓】ならば、その仕組みや、アルミサッシや樹脂サッシとの違い、またどこで生産されているのかなど。【遮音性】については、窓の開閉によって音がどのくらいシャットアウトできるのかを体感することもできます。

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構造・性能についての説明を聞くと、より一層、モデルハウス見学が有益なものになります。住宅にとって大切な性能とはどういうもので、それによってどんなメリットや満足感が得られるかが分かれば、住宅メーカー選びはもちろん、その後のプランニングにおいても、比較検討のポイントや優先順位の絞り込み方が分かり、役立ちます。建物の構造・性能は、見た目のデザインと同様に、いえそれ以上にハウスメーカーによって違いがあるので、ぜひ説明を聞いて参考にしてください。

PICK UP! Voice 〜 スウェーデンハウスに暮らして 〜

ここで紹介するスウェーデンハウスに暮らす人々からの感想は、どれもスウェーデンハウスの高断熱・高気密性能によって得られるメリットについてです。

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これらの声、住宅の断熱性・気密性と、どう関係があるのでしょうか?
ぜひ、その答えをモデルハウスで確かめてみてください。

 

Point 3 やっぱり大事!営業との相性

皆さんは何か買い物した時に、担当者との相性が良かったり、気持ちの良い対応をしてもらったりした結果「いい買い物をした」と満足度が高まったことはないでしょうか?
ゼロから住まいをカタチにしていく家づくりは、土地やお金のことなども含めて決めることが多岐にわたり、時間もある程度かかります。ほとんどの人にとって一生に一度のことですし、専門的な内容も含まれるので、家づくりの窓口役を担う営業担当者との相性や、どう付き合っていくのかが家づくり成功のカギといっても過言ではありません。
最初に営業担当者と出会う場所が、モデルハウス。話しやすい雰囲気か、自分たちの要望を理解してもらえそうか、信頼できそうか、誠実な対応か、客観的な視点でもサポートしてくれそうか・・・リアルなコミュニケーションを重ねながら判断してみてください。
顧客満足度調査などの客観的な指標を参考にするのもオススメです。

PICK UP!〈スウェーデンハウスを選んだ決め手〉 その3

〈スウェーデンハウスを選んだ決め手〉の第3位は【営業担当者】。このアンケートの結果からも、長く付き合うこととなる営業担当者の存在は、やはり重要な項目と言えます。

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多様化するサービスの中から、消費者がより良いものを選択するための信頼性の高い指標にオリコン顧客満足度®調査があります。オリコン顧客満足度®調査 ハウスメーカー 注文住宅ランキングでは、調査開始の2015年から直近の2024年までの10年連続で、スウェーデンハウスが総合第1位を獲得。また13ある評価項目の全てにおいてもそれぞれ第1位を獲得しています。評価項目の1つに【営業担当者の対応】があり、これは対応の迅速さや適切さ、専門知識の豊富さ、ヒアリング力や提案力、資金計画に関するサポートなどを評価しています。ぜひスウェーデンハウスのモデルハウスで、その他の評価項目の内容などもチェックしてみてください。

これだけは知っておきたい! ━ モデルハウスあるある ━

ここからは、後になってから「思っていたのと違う」ということがないように、知っておきたい基礎知識を紹介します。

知っておこう!① モデルハウスは実際に建てる家と同じ?

多くの住宅メーカーは様々な住宅商品を用意しており、デザインなどの違いだけでなく、性能や構造のバリエーションも豊富にあります。もちろん価格にも幅があります。「商品にランク、グレード、クラスがある」と言い換えると分かりやすくなるかもしれません。一般的にモデルハウスは、住宅メーカーがお勧めする1番いい商品・性能・仕様で建てられているのですが、実際に建てる家は予算に合わせてモデルハウスよりスペックダウンしているケースが多いのが実情です。モデルハウスが気に入って自宅を建てたけれど、実際には全く違うものだった・・・という話も良く聞きます。モデルハウスのグレードは最上級のもので、実際に建てる家とはギャップがあるということを早めに理解しておかないと、後悔が残る家づくりになってしまうかもしれません。

CHECK!スウェーデンハウスはワンスペック

全国にあるスウェーデンハウスのモデルハウスは、大きさや間取り、外観・内観デザインがそれぞれ異なり、とても個性的です。「スウェーデンハウスにもいろいろなグレードやランクがあるんだな」と思われますか?いいえ、どのモデルハウスも性能や構造の品質はどれも等しく最高水準というのがスウェーデンハウスの大きな特長。つまり、どのモデルハウスを見学しても、実際にあなたが建てる家と同じ性能なのです。スウェーデンハウスは家の大きさやデザインに関係なく、すべての人に快適な住まいを約束することを理念としている会社なので、性能や構造がワンスペック。しかも基本的な部分は創業の1984年から変わっていません。例えば、これから家を建てようとする皆さんが「10年後の家はどんな感じになっているのか知りたい」と思えば築10年のモデルハウスを見学すれば参考にしてもらえます。これはワンスペックだからできることと言えます。

知っておこう!② 意外とあなどれない“窓”

多くの人は、明るい家に暮らしたいと考えると思います。そのために窓があるのですが、実は窓の存在は明るさ以外にも住み心地やデザインなど様々な要素に影響を及ぼします。まず住み心地に直結する暑さ・寒さへの影響。なんと一般的な住宅の場合、夏場は全体の熱の約7割が窓から入り、反対に冬場は全体の約半分の熱が窓から逃げると言われています。ですから、窓の断熱性・気密性はとても重要なポイントとなります。そしてデザイン面でも、窓は大きなカギをにぎっています。窓の形や素材、色味の印象が違えば部屋全体の雰囲気だけでなく、外観デザインも変わってきます。モデルハウスで見た窓の性能、そしてそれが標準仕様なのかオプション仕様なのか・・などを、確認しておくと安心です。

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PICK UP! “窓”はスウェーデンハウスのアイデンティティ

スウェーデンハウスのアイデンティティは窓。性能もさることながらデザイン性にも優れた【木製サッシ3層ガラス窓】が標準仕様で、〈スウェーデンハウスを選んだ決め手〉の第2位にランクイン。印象的なのは大きくてクリアなガラス面に、重厚感のある木製サッシ。開け閉めの仕方も独特なので、ぜひモデルハウスで実際に触れてみてください。

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また、木製なのは玄関ドア、室内ドアも同じで、モデルハウスによっては床や壁、天井にも無垢のパイン材を使用するなど、空間全体から木の心地よさを感じられます。

 

知っておこう!③ 実際に建てた家の性能を確認する方法はある?

最後に、もうひとつ・・・後悔ない家づくりのためにお伝えしたいことがあります。決して難しいことではありません。営業担当者に“ひとこと”確認するだけなので、ぜひモデルハウス見学の際に尋ねてみて下さい。

その“ひとこと”とは、
C値です。

C値は、建物の気密性能を表す具体的な物差しのこと。その数値は1軒ごとに異なり、実測することでしか確認ができません。例えば皆さんが、検討を重ねた上で自分がこれから建てる家の構造や性能に納得したとします。しかし、もし実際の施工がしっかりしていなかったとしたら・・・当初の性能は期待できないことになってしまいます。それでは困りますよね?その“困った”を避けるための1つの方法が「C値(気密)測定」なのです。

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C値は建物にどのくらいの隙間があるのかを示すもので、数値が低いほど気密性に優れています。気密性能がしっかり確保できていないと、家中に存在する隙間から自由に空気が出入りしてしまうために、断熱性能の効果が発揮できなくなります。更に計画的な空気のコントロールができないために、換気効率にも悪影響を及ぼします。そうなると住まいは不快なだけでなく、結露やカビの問題を抱えたり、耐久性や省エネ性も悪くなったり・・・とても残念なものになってしまうのです。

気密性能は住宅性能の要を担う、快適生活に欠かせないもの。ですからモデルハウスで測ったC値ではなく、実際に建てた家のC値を確認することが重要なのです。

PICK UP!スウェーデンハウスは全棟C値測定!

スウェーデンハウスはお引き渡しする全ての家のC値(気密性能)を実測してオーナー様にお知らせしています。モデルハウスや特別仕様の家だけを実測するハウスメーカーはあるのですが、全棟実測するのは実はかなり珍しいケースです。しかし、住まいの快適性能と省エネ性能を両立させるために気密性能は必要不可欠。その数値を実測、確認した上でお引渡しをするのはスウェーデンハウスが標準仕様で高性能であることの証明でもあり、施工品質に対する自信でもあります。

スウェーデンハウスは全棟C値測定

 

まとめ

今回は、モデルハウス見学のポイントについて紹介しました。もしかすると「たくさんあるなぁ・・・」と思われたかもしれません。検討の段階によって知りたい情報や確認したいポイントが変化していくこともあると思いますので、最初から全てを網羅しよう!ということではなく、無理せずご自身のペースで見学の参考にしてみてください。モデルハウスはいつでも、あなたを歓迎しています!(ただし平日はお休みのモデルハウスもあるので、ご確認ください)

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