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ピクニックとお弁当

この記事の目次

福祉や幸せな国ランキング上位で知られるスウェーデン。そんな国の子育てってどんな感じ?スウェーデンで子育てした日本人ママのショートコラムをご紹介!


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ピクニックとお弁当

長い冬から解放された北欧の国々の春は、私たち日本人が感じるよりもずっと特別な季節。日焼けを気にする日本人とは全く逆で、太陽が出ると少々寒くても肌を出して日光浴をします。ですから、休日の晴れた日の公園や広場はブランケットを広げてピクニックをする人で溢れます。

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学校や保育園でも春は野外活動が多くなり、お弁当を持って出かける機会も増えます。保育園ではお弁当を準備してくれることがありますが、小学校ではそれぞれお弁当持参で出かけます。日本と違ってスウェーデンでは、手間暇かけてお弁当を作る文化がなく、趣向を凝らしたキャラ弁にはびっくりする人がほとんどです。スウェーデンではお弁当といっても駅のキオスクに売っているサンドイッチやパンケーキで済ませる親もたくさんいますし、自家製のお弁当なら市販のパンにバターを塗ってハムとチーズを挟んだ簡単なサンドイッチ、それにリンゴやバナナ等のフルーツをプラスする程度です。また、お弁当袋も手作りや市販の可愛いものが当たり前の日本とは違い、スーパーのビニール袋に入れてそのままさげてくる子もたくさんいるんですよ。こんな風にスウェーデンのママやパパたちは肩の力を抜いて子育てしています。

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春の週末の楽しみは日差しの中のピクニック。日本では遠足に持っていくお弁当自体を楽しみにしますが、スウェーデンでは陽の光と自然の中で過ごすことを何より大切にします。ですから食べ物は二の次で、お弁当はスーパーで買ってきたグリルチキンとサラダにパンといった具合です。ちょっと時間があるときはコンパクトな簡易コンロを使ってバーベキューをすることもありますが、ピクニックの一番の目的は外で過ごすこと。最近はサンドイッチとサラダやスープなどがセットになったピクニック用のお弁当を売り出すカフェやスーパーもありますが、日本のお弁当とは比べ物にならないほどシンプルなものです。子どもたちにはホットドッグ、大人は美味しいチーズにパンとワインというスウェーデンスタイルで楽しむピクニックも、たまにはいいのでは?

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