快適な家とは
さて、今回は「温度のバリアフリー」についてお話します。福祉国家スウェーデンで生まれたスウェーデンハウスは、標準仕様でも全ての人に優しいユニバーサルデザインの住宅なんですよ。
つまり、家中どこでもちょうどいい温度
段差をなくす。手すりをつける。スウェーデンハウスのバリアフリー対策は、こうした設計上だけのことではありません。
「暖かいリビングから廊下に出たら震え上がってしまった」「冬の夜中は寒くてトイレに行きたくない」、これでは段差がなくたって、意味がありません。スウェーデンハウスは、気密・断熱性能を極めた構造で、居室間の温度差、そして部屋の上下の温度差を極力なくす“温度のバリアフリー”を実現してきました。家中の温度差が少なく、暖房を止めても暖かさが持続するから、急激なヒートショックがなく、赤ちゃんやお年寄りにも安心です。
住宅のバリアフリーが重要視される現在、室内の温度まで人にやさしく考える。温度のバリアフリーは、スウェーデンハウスの健康住宅思想の原点です。
スウェーデンハウスと一般住宅の垂直温度分布比較
一般的な性能の住宅では足元と天井の温度差がなんと15度も。スウェーデンハウスは、その差わずか2~3度。
スウェーデンハウスの居室温度変化
スウェーデンハウスなら居室間の温度差もほとんどありません。
ホームコンサルタントのココだけの話
「永く快適に住まうには」
家づくりを成功させるには、10年後、30年後、50年後など将来を見越して住まいの状況を考えるといいですね。ライフステージが変化すれば、必要なものもどんどん変化しますし、逆に永く住まうためには飽きないデザインも必要です。「どんなお客さまが家づくりに成功して、今、どんな暮らしをしているのか」など、私たちに質問してみてください。いくつもの成功事例やオーナーの方々の体験談をお話いたします。
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