お誕生日の祝い方

この記事の目次

福祉や幸せな国ランキング上位で知られるスウェーデン。そんな国の子育てってどんな感じ?スウェーデンで子育てした日本人ママのショートコラムをご紹介!

mamapapa17_photo1

Grattis! はお祝いの言葉

Jag må hon/han leva…… jag må hon/han leva uti hundrade år♪ Grattis!(グラッティス!)
(ヨーモーホン(ハン)レーバ、……彼女(彼)はきっと百歳まで生きるでしょう♪ おめでとう!)

スウェーデンでは、こういうふうにお誕生日の唄を歌ってお祝いします。子どもだけでなく、いくつになってもお誕生日は年に1度の大切な日!だから、保育園や小学校ではもちろん、職場でも簡単にお祝いすることが一般的です。20歳、30歳、40歳…という節目のお誕生日には大きなパーティーを開いて盛大にお祝いします。

子どもたちにとってお誕生日は、毎年待ちどおしくてたまらない特別な1日。誰をよぶか、どんなケーキにするか何日も前からパーティーのプランをたてながら楽しみにします。中には保育園の友達、幼なじみや近所の友達、親戚を集めてと、3回もお誕生会をする家庭もあるのですよ。

mamapapa17_photo3

お誕生会

スウェーデンでは子どものお誕生会に招待状を作り送ります。テーマを決めたドレスコードのある仮装パーティーもよくあります。「海賊」がテーマのお誕生会には、黒い眼帯をして、いかりのマークがついた帽子をかぶった可愛い海賊たちが剣をふりまわし、「お姫様」がテーマのお誕生会では、白雪姫やシンデレラが素敵にデコレーションしたケーキを囲みワイワイと…おとぎの国の一場面のようです。

そしてスウェーデンの子どものパーティーでは、どこへ行ってもお目にかかるfiskdamm(フィスクダム:釣り堀の意味)という遊びがあります。棒の端に紐をくくり付け、その先に洗濯バサミをくっつけた釣り竿で、絵を描いたシーツで作った幕の向こう側に紐をたらしてお菓子の袋を釣ります。幕の向こう側では大人が釣り竿の先の洗濯バサミに袋をくっつけてあげるのです。このフィスクダムで釣ったお菓子の袋をお土産にもらって帰ってくるのが、お決まりのコースです。

mamapapa17_photo2

こちらでお誕生日を祝う歌が聴けます。

 

< 「離乳食」どうしてますか?  土曜日のお菓子 Lördagsgodis >

  • メルマガ登録