ここが知りたいQ&A Vol.2:住まいは基礎が大切

この記事の目次

住まいは基礎が大切

皆様から実際に頂いた質問に対して、お答えいたします。今回は、基礎について。分かりやすく説明しましょう。

Q1.スウェーデンハウスの基礎は?

A. 「ベタ基礎」と「布基礎」の2つの構造をご用意しています。

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▲べた基礎

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▲布基礎

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▲左:一般的な住宅の主筋

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▲スウェーデンハウスの主筋

スウェーデンハウスの基礎は、強固な鉄筋コンクリート造の「ベタ基礎」と「布基礎」があり、地盤の状況に合わせて最も適した構造を採用します。

コンクリートには、一般の住宅で使われている呼び強度24N/mm²を上回る27N/mm²の高い強度と耐久性のコンクリートを採用。基礎の骨組である鉄筋にも、一般の住宅で使われている主筋の直径13mmを上回る16mmの鉄筋を採用。その強靱な鉄筋を工場で溶接加工したものを現場で組み立て、高い品質を実現します。これにより、地震の揺れにも耐え抜く粘り強い基礎がつくられます。


 

Q2.地盤が弱い場合はどんな対策をするのですか?

A. 地盤を調査し、必要に応じて地盤改良工事を行います。

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▲スクリューウェイト貫入(SWS)試験様子

スウェーデンハウスでは、建築に先だって、周辺状況や敷地の履歴調査、敷地の造成方法・ライフライン・法的規制の確認など、綿密な敷地調査(※有料となります)を必ず行います。さらに地盤の強さを確認するため、スクリューウェイト貫入(SWS)試験を実施し、その地盤に適した基礎の構造を決定します。また、これらの調査により地盤が弱いと判断される場合には、地盤の状況に合わせた改良工事を実施します。


 

Q3.傾斜地の場合は?

A. 様々な方法がありますので、お近くのモデルハウスもしくはホームコンサルタントまでご相談ください。現地を調査し、最適な方法をご提案いたします。

傾斜地で建築可能かどうかは、傾斜角度や地盤構成によって判断が異なります。また、敷地内の地すべり防止など天災への対策が必要となるほか、重機の通路や資材を置く場所の確保、樹木の伐採などに思わぬ費用がかかることもあります。これらを正確に判断するためには、建築予定地の敷地調査が必要です。詳しくは、お近くのモデルハウスもしくはホームコンサルタントまでお気軽にご相談ください。土地のご購入を検討されている場合には、住まいを建てる立場から必要なアドバイスをさせていただきます。


 

Q4.湿気の多い土地でも大丈夫でしょうか?

A. 床下の防湿対策を十分行うことが大切です。

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▲べた基礎

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▲布基礎

土の上に基礎を築いて家を建てる以上、床下の防湿対策は重要です。スウェーデンハウスでは、防湿フィルムと防湿コンクリート(又は押え砂)を用いて地面から上がる湿気をシャットアウトします。基礎と土台の間には基礎パッキンを施工し、床下全周換気を実現することで床下を常に乾いた状態に保ちます。そして、床下の状態を点検するため、床下点検口を必要な箇所に設けています。


 

Q5.シロアリ対策にはどのような方法をとっていますか?

A. 侵入を防ぐために薬剤による土壌の防蟻処理を行い、床下をしっかり乾燥させて湿気を防いでいます。

シロアリ対策には、シロアリの侵入を防ぐことと、床下の湿気を防ぐこと(Q4参照)が大切です。

侵入を防ぐための方法として、土壌は防蟻薬剤による土壌処理を行い、布基礎の場合には基礎や配管の立ち上がり部分を中心に防蟻薬剤による土壌処理を行い、ベタ基礎の場合には建物の下を全てコンクリートで覆うことで床下からのシロアリの侵入を防ぐ方法をとっています(一部地域では対応が異なります)。

一般的に、薬剤による土壌の防蟻処理は約5年ごとに再処理が必要とされていますが、スウェーデンハウスでは独自の対策をとることにより、約10年間効果が持続します。

 

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