「グリーンと暮らせば ❸」春に向けてお庭に、チューリップ畑を準備してみませんか?

この記事の目次

巡ってくる季節が待ち遠しい――。そんな「身近な花と緑の世界」。スウェーデンハウスオーナーでもあるプロガーデナーが、ご案内します。

掲載号:The SWEDEN HOUSE No.178


絵本の世界のようなチューリップ畑。春にお庭で花畑を楽しめるように、今から準備をしてみませんか?春の訪れを心躍るものにしてくれます。

ポイントは、色を中心とした花の組み合わせ。メインにする色の選び方で、全体の印象が変わります。ピンク・紫は、落ち着いた雰囲気。ビビットな赤・オレンジは、見る人を明るく元気な気分にしてくれます。白・黄を使うと、春らしさが一層のものに。

スウェーデンハウスは木の家なので、やわらかいテイストの自然な雰囲気のお庭がオススメです。

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写真の庭はチューリップ、パンジー、ビオラ、ノースポール、ムスカリ、アネモネ、ヒヤシンス、クロッカス、わすれな草
玄関の前は、出掛ける前に「元気」になるような、ビビットな色をメインにするのがオススメ。

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写真の庭はチューリップ、パンジー、ビオラ、ノースポール、ムスカリ、アネモネ、ヒヤシンス、クロッカス、わすれな草、ルピナス、デルフィニウム、ジキタリス
落ち着いた優しい雰囲気に仕上げたい時には、ピンクや紫をメインに。

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<自然な雰囲気の花畑のつくり方>
①土が硬い場合は、土壌改良材を混ぜて柔らかくしたり、園芸用の土を利用する。
②好きな色や、咲くタイミング、花の咲き方(一重・八重など)で球根を選ぶ。
③全ての球根を混ぜて、無作為に撒き、球根の植える位置を決める(写真参照)。この時、球根同士がくっついた状態になっていても離すことはせず、球根3 つ分の土がかぶるように掘って植える(球根の芽を上にして)。水やりは不要だが、土が乾燥しないように気にかけて。
④春を待つ。

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<ココがポイント!>
●チューリップの球根には、早咲きと遅咲きがある。一斉に咲く様子を楽しみたい場合は、咲くタイミングをそろえて。長い時間楽しみたい場合は、ミックスする。
●チューリップの球根には、変わり咲きや匂いのあるものなど、高価なものもあるけれど、特に広いスペースで楽しむ時は、色や咲くタイミングだけを基準に、手軽なものをたくさん用意する。

<春になったら>
大きな隙間があれば、ルピナス、デルフィニウム、ジキタリス、わすれな草などを植えると、より自然な雰囲気に。

<球根の種類>
チューリップの球根(他の種類の球根を混ぜる場合は、ムスカリ、アネモネ、ヒヤシンス、クロッカスなどがオススメ)

<植える時期>
春咲きの球根は10月頃から出始める。12月の下旬くらいまでが植え時。

 

<vol.02 「グリーンと暮らせば 」 vol.04>

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