私の小宇宙(2017年①)愛される柱時計

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掲載号:The SWEDEN HOUSE No.172

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愛される柱時計

天井に届くほどの柱時計。伝統の色と柄が美しい。スウェーデンの木造家屋に良く似合う。日本は機械式時計の技術が優秀なので、昔の家には柱時計が普通にあった。ただ、家の構造のためか、小ぶりなものがほとんどだと思う。

スウェーデンのものは、天井まで届く、文字通りの柱時計。木材に絵柄を描き時計のボックスを造る人、機械式時計を組み立てる人、それぞれが別々に制作し、柱時計が出来上がる。今でも仕事場はたいてい森の中だ。

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Prof ile
深井せつ子
画家。北欧各国の清涼な風景に魅かれ、北欧行を重ねながら、個展・出版等で作品の発表を続けている。絵本に『イェータ運河を行く』、『風車がまわった!』、『一枚の布をぐるぐるぐる』など。北欧絵本『森はみんなの保育園』は昨年10月に出版された(全て福音館書店)。

Instagram(@setsukofukai)

 

私の小宇宙 2017年②>

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