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私の小宇宙(2016年④)キャンドルライト

この記事の目次

掲載号:The SWEDEN HOUSE No.171

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キャンドルライト

遠い昔、スウェーデンでは誰でもがキャンドルの光を見つめられる暮らしではなかった。貴族や大地主は別として、普通の人々では、商人や手仕事をする技術職人たちぐらい。農家や漁師の家では『カマド』が料理・暖房、そして唯一の灯りだった。
 
上のカット2点は、中世時代のキャンドル。製本業を営む少しお金持ちの自宅を飾っていたもの。鏡の前にキャンドルが2本突きだしているのは、「光を2倍明るくする工夫。机の上に置く2本立てキャンドルも金属の内側がピカピカで、これも2倍明るくする知恵。キャンドルが高価な時代で、いくつも置くわけではなかったのだ。
 
現在のスウェーデンは、ほとんどの家庭に電気が送電されている。テーブルのペンダントライトやフロアスタンドなどで室内は明るい。
 
それでも、みなキャンドルが大好き。食事の時には必ずキャンドルを灯す。ゆらゆら揺れる灯りは、あたりを幸せな光景に変えてくれる。
 
キャンドルは、いまでも「魔法の光」。

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Prof ile
深井せつ子
画家。北欧各国の清涼な風景に魅かれ、北欧行を重ねながら、個展・出版等で作品の発表を続けている。絵本に『イェータ運河を行く』、『風車がまわった!』、『一枚の布をぐるぐるぐる』など。北欧絵本『森はみんなの保育園』は昨年10月に出版された(全て福音館書店)。

Instagram(@setsukofukai)

 

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