スウェーデンハウスの“知りたい”がわかるお役立ち情報メディア

  • Instagram
  • Facebook
  • YouTube
  • Twitter

Sweden house

「子育て情報 Vol.1」 初宮参り

この記事の目次

初宮参りは、人生初の大事なイベント

一般的には「お宮参り」と言いますが、赤ちゃんが無事に生後1ヶ月を迎えたことを、その土地の神様(産土神)に感謝して報告する行事です。時期は地域によって様々ですが、男子は生後31か32日目、女子は32か33日目に行われるのが一般的です。

お参りの決まりごととしては、父方のおばあちゃんに抱かれて、母方の実家で用意した「白羽二重(しろはぶたえ)」の着物を着せ、さらに、紋の付いた祝い着を上から羽織らせる形が正式なものです。この時は、両親も正装が望ましいとされていますので、ママは着物、パパはスーツが多いようです。最近ではおばあちゃんが参加しない事も多く、赤ちゃん用のお宮参りの衣装は、両親が専門店などで購入したり、ベビードレスなどで代用する場合もあるようです。レンタル衣装もありますので、うまく利用するのもイイですね。

sakitate_baby01_1_02

お参りの仕方

作法に則ったお宮参りを行う場合には、神社に予約して神職に祝詞(のりと)をあげてもらいます。神社によりますが五千円程度が相場のようです。お参りのみの場合は作業手順として、まず境内の手水舎で左手、右手の順に手を清め、口をすすぎ身を清めてから、神前に進みます。おさい銭をあげ、鈴を鳴らし、二礼をし、その後、大きくかしわ手を二回打ち、一礼して終わりです。 「二礼二拍手一礼」と覚えておきましょう。お宮参りのあとは、お赤飯をたいたり、両親や両家の祖父母などが揃ってお食事をしたりしてお祝いをします。写真館などを利用して家族全員で写真を撮ることもお忘れなく!

◇◇◆◆Column◆◆◇◇

ヨーロッパでは、里帰り出産のような習慣はなく、夫婦だけで出産に臨むことが一般的です。スウェーデンでは、出産後こどもが8歳になるまでに、父母合わせて計480日分の育児休暇の取得が法律で認められています。また、1歳前後になると、赤ちゃんのお披露目と正式な名前を発表する「洗礼式」というものを開きます。友人・知人などを招き、教会でセレモニーが行われます。本来はキリスト教に入信する儀式ですが、現在では宗教的というよりは伝統的な風習に近いようです。

sakitate_baby01_1_03

子育て情報 vol.02>

  • メルマガ登録