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Sweden house

子どもたちの声がはじける春の公園

この記事の目次

福祉や幸せな国ランキング上位で知られるスウェーデン。そんな国の子育てってどんな感じ?スウェーデンで子育てした日本人ママのショートコラムをご紹介!

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公園でおやつも作っちゃおう!

イースターが終わると、いよいよ春は本番!街のあちこちにある公園は子ども連れの人々で賑わいます。ブランコをこぎ、滑り台を滑り降り、キャーキャー走り回る子どもたちの声が公園中に弾け、街は活気で満ち溢れます。

スウェーデンでは大きな公園の一部に遊具を置いて、子どもたちの遊び場にしているところがたくさんあります。その横にはゲストハウスのような小さな小屋が建っていて、お天気の悪い日は室内でも遊べます。中にはミニキッチンがついていて、ワッフルの材料やソーセージやパンが買えるので、自分でワッフルを焼いたり、外にある石造りのグリルでソーセージを焼いてホットドッグも作れます。ポットに入ったコーヒーや紅茶、ピッチャーに入ったジュース等も全てセルフサービスですが、子どものお小遣いでも買える50円~100円程度に設定されている気配りが素晴らしいです!

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中庭は小さな公園

スウェーデンの集合住宅には必ずプライベートの中庭があり、その一部にはお砂場や遊具を設置した子どもの遊び場もあります。建物は中庭を囲むように建っているので、どのアパートの窓からも中庭が見下ろせるようになっています。中庭の遊び場から「ママー!」「パパー!」と呼べば、窓から手を振って応えてくれるので、少し大きな子どもたちは、自分たちだけでも安心して遊んでいられます。

戸建ての家が集まる住宅地では、日本のような児童公園が作られています。だから、わざわざ遠くの公園まで子どもを連れて出かける必要もありません。

ママやパパたちは、花が咲き乱れる公園のベンチに座って、遊んでいる子どもたちを見守りながらFika(※)を楽しみます。スウェーデンでは、そんな風に肩の力を抜いて子育てをしています。

※ Fika(フィーカ):スウェーデンの文化に欠かせない、伝統的なコーヒータイムのこと。

 

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