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「離乳食」どうしてますか?

作成者: スウェーデンハウス|2025.04.14

福祉や幸せな国ランキング上位で知られるスウェーデン。そんな国の子育てってどんな感じ?スウェーデンで子育てした日本人ママのショートコラムをご紹介!

目から鱗の離乳食

スウェーデンで生活していると、時々「目から鱗」の生活のヒントに関心する事があります。そのひとつは子どもが小さかった頃、思ってもみなかった簡単離乳食の食べさせ方を発見したことです。もちろん、それ以来よく実践させて頂きました!

離乳食にフルーツを与えるのは万国共通。みかんの果汁を絞ったり、林檎をすりおろしたり、バナナはすりつぶして…と、私も色々やってきたのですが、実はバナナはすり潰す必要がなかったのです!バナナの一方の皮を長く剥いて、スプーンでけずるようにするとペースト状になるので、そのまま赤ちゃんの口にいれてあげられます。この方法だと食器を汚す事もなく、スプーン1本持っていれば外出先でも簡単に赤ちゃんのお腹を満たしてくれますね。

当時は日本でそんな光景を見た事がありませんでしたが…今はどうなのでしょうか?最近はバナナケースも売られているので、荷物の中でもつぶれる事がなく持ち運びも簡単ですね。

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手作りって一番大事なの?

スウェーデンでは、働くママが多いことと市販の離乳食のほうが栄養価が高いと考えている人が多いことから、離乳食を手作りすることは少ないようです。離乳食のレシピ本も出版されているのでこだわる人もいますが、日本に比べるとかなり少ないでしょう。

そのため市販の離乳食の品揃えは豊富で、オーガニックが主流です。手作りにはこだわらなくても、素材の質や産地にこだわるのは、さすがスウェーデン!もちろん手作りにこしたことはありませんが、時間と手間をかけることよりも、スウェーデン人は子どもと一緒にいる時間のほうを大切にするのです。忙しい思いをして作ったものを食べてくれない時はイライラしたり、悩んだり…心が穏やかでいられる事を優先するのも時には必要なのかもしれません。

保育園ではフルーツや野菜を切っただけのおやつが出てくる事もしばしば。子どもたちが手づかみで人参を美味しそうに食べている様子を見た時は、「あ、これでいいんだ!」とほっとした事があります。これも私がスウェーデンで学んだ事のひとつです。

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