日本の住まいづくりにおいて地震対策は重要ですよね。スウェーデンハウスは「大地震の後でも普通に生活できる家」を追及しています。今回は、皆様も関心の高い「耐震性能」について、お話します。
従来の木造住宅は、柱・梁・筋交いと接合金物によって組み立てられる「軸組構造」で建てられます。この構造には、地震の揺れを受けた際に、その衝撃が各々の接合部に集中してしまうという特性があります。
これに対してスウェーデンハウスは、強度に優れた木質壁パネルを強固に接合して一体化させた「モノボックス®構造」。地震の揺れを「面」で受け止め、分散させる、高い強度を実現します。さらに、この「壁パネル」は、建築物の壁の強さを表す基準(壁倍率)について国土交通大臣の認定を取得(枠組壁工法耐力壁では第1号の認定)し、その強さを国から認められています。
▲軸組構造
▲モノボックス®構造
また、耐久性を高めるためには、日本の高温多湿な気候と戦う必要があります。スウェーデンハウスは、壁の中や床下、屋根裏の 結露・湿気を徹底的に防ぐ「通気工法」を採用しています。窓の結露は目に見えますし、掃除できますが、壁の中などの結露は構造体を傷め、家の寿命を縮めかねませんので、住まいの湿気対策はとても重要なのです。
スウェーデンハウスでは、標準でベタ基礎と布基礎の2つの構造をご用意。地盤に適した構造を採用します。どちらの基礎も、強固な鉄筋コンクリート造。コンクリートには、一般の住宅で使われている呼び強度24N/mm²を上回る27N/mm²の高い強度と耐久性のコンクリートを採用しています。基礎の骨組である鉄筋にも、一般の住宅で使われている主筋の直径13mmを上回る16mmの鉄筋を採用。その強靱な鉄筋を工場で溶接加工したものを現場で組み立て高い品質を実現します。これにより、地震の揺れにも耐え抜く粘り強い基礎がつくられます。
▲ベタ基礎
▲布基礎
スウェーデンハウスは、品確法(「住宅の品質確保の促進等に関する法律」の略)の住宅性能表示制度の基準を標準仕様でクリア。高い耐震性能は、地震に強いと言われる一般的な2X4よりも厚い壁をバランスよく配置することで実現しています。耐震・耐風性能を表す<構造の安定>について、壁の面積と配置の条件により最高等級を取得することが可能なのも、この耐震性を裏付けています。大地震に相当する水平荷重でも建物が倒壊する危険性はありません。
モデルハウスを見学して、スウェーデンハウスを気に入ったら、次は入居者内覧会に行ってみてください。実際に住んでいる方(オーナー様)の生の声が聞けますよ。メーカー側ではなくお客様の立場からのお話なので、これから建てようとお考えの方には、とても参考になるはずです。いつどこでやっているかは、お気軽に私たちホームコンサルタントにお尋ねください。