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「Herb & I そこにハーブがある毎日Vol.3」ローズマリー

作成者: スウェーデンハウス|2023.07.06

美しい緑や可憐な花は、私たちの暮らしに彩りを与えてくれます。季節感やみずみずしさを運んでくれる、四季折々の草花。そこにハーブが加わると、身近な日常に新鮮な驚きがうまれます。ゆったりとした空気。彩りのある日常。心地よいアロマ。植物の持つ生命力……。料理やバスタイムなどを通して、暮らしの中でハーブをもっと身近に感じてみましょう。テラスに無造作に置いても絵になるのは、ハーブが力強い野草だから。ダイニングテーブルが似合うのは、料理のアクセントとしての出番を待ち構えているから。さあ、あなたらしい“Herb & I”を、見つけてみませんか。

掲載号:The SWEDEN HOUSE No.157

すっきりとした、清涼感のある香りが特徴のローズマリー。古くからヨーロッパでは肉や魚料理のアクセントとして重宝されてきました。彩りとしてお皿に添えられる細長く尖った葉っぱが印象的です。クリスマスディナーのメイン料理との相性は抜群。くせの強い豚肉などにはにおい消しに、淡泊な味わいの鶏肉には風味付けとして活躍します。葉っぱが堅く加工がしやすいので、手作りリースを作るのに使われることもあります。まさに、クリスマスを華やかに彩るハーブです。育て方はいたってシンプル。屋外の日当たりの良い場所にプランターを置き(真冬に氷点下になる場合は、室内に移動させます)、土が白っぽく乾燥したのを確認してから水を与えます。秋から冬にかけて咲く白い花は、小さくとても可憐です。丈夫で乾燥に強く、一年を通して葉っぱを収穫することができるので、ガーデニングにも最適なハーブといえます。料理に、インテリアに、ガーデニングに…家族の日常に豊かな香りと彩りを添えてくれるハーブ。それがローズマリーなのです。

【 材 料 】4 ~6人分(陶器のキャセロールなどで20×15㎝くらい)
ベルギーエシャロット/2個(または、玉ねぎ中1個)※みじん切りにする、ニンニク/2 片※粗みじん切りにする、ジロール茸/100g(または、しいたけ同量)※粗く刻む、フレッシュローズマリー/1パック分程度※茎を取り除き粗く刻む、フレッシュタイム/先端より10㎝くらいのものを2本※茎を取り除く、豚ひき肉/500g、豚レバー/150g※粗みじん切りにする、全卵/1 個、生クリーム(純乳脂)/150ml ※五分立てにホイップしておく、塩・挽き立ての黒コショウ/適量、無塩バター/エシャロット用:小さじ2 きのこ用:小さじ2 型用:適宜、付け合わせ飾り/リンゴのサフランコンポート リンゴンベリージャム ローズマリー枝

01.

フライパンでエシャロット(玉ねぎ)をバターソテーし、あめ色になったら火を止め、冷ましておきます。

02.

別のフライパンでニンニクを軽くバターソテーし、ジロール茸(しいたけ)を入れ更に炒める。塩コショウで味を調えたら火を止め、ローズマリー、タイムを入れて混ぜ、冷まします。

03.

ミキサーにひき肉、レバー半量、ホイップした生クリーム、卵を割り入れ、小さじ1程度の塩、黒コショウで味付けし混ぜる。よく練れたらボウルに移し、01.02.、残りのレバーを加えて混ぜます。

04.

バターを塗った陶器のキャセロールに03.を敷き詰め、蓋をかぶせ、180℃のオーブンで1時間程度湯煎焼きにします。

05.

添えるパンは、バゲットはもちろん、レーズンやナッツの入ったものも相性抜群。付け合わせには彩りのあるものがオススメ。リンゴンベリージャムやリンゴのサフランコンポートなら華やかで、爽やかな酸味がジューシーなパテによく合います。(監修:Lilla Dalarna(リラ・ダーラナ)遠藤料理長)

 

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