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「グリーンと暮らせば ❹」天井のローズガーデン

作成者: スウェーデンハウス|2024.05.16

巡ってくる季節が待ち遠しい――。そんな「身近な花と緑の世界」。スウェーデンハウスオーナーでもあるプロガーデナーが、ご案内します。

掲載号:The SWEDEN HOUSE No.179

美しい姿形だけでなく、色や香りも魅力的なバラ。そんなバラをドライフラワーにしてみませんか。バラを麻紐で結んで吊るせば、天井がローズガーデンに。日を追うごとに変化する色彩の美しさは、生の花にも劣らない華やかなインテリアになって暮らしを彩ります。乾燥するまでの時間、部屋中に漂う芳香を楽しむことができるのも、ドライフラワーの醍醐味。お庭の緑が少なくなる冬の間も楽しめる、天井のローズガーデン、試してみませんか?

吊るして2 日目。まだフレッシュな色や香りを楽しんで。

約5 ヶ月経過。ノスタルジックな風合いが魅力的。

楚楚とした姿を永遠に留めた、蕾のドライフラワー

 

<バラのドライフラワーのつくり方のコツ>
●蕾や、少し開きかけた状態の花を使う(咲き切らないものの方が、花弁が落ちにくく、キレイな仕上がりに)。
●鮮やかに仕上げるために、濃い色の花を使う。
●葉やトゲを残しておく。
●麻紐で1本ずつ結ぶ。この時トゲに麻紐を引っ掛けると落ちにくい。
●直射日光の当たらない場所で乾燥させると、色褪せを防いで、より美しい仕上がりに。
●香りは上から下へ落ちてくるので、天井など高い位置に吊るすと、香りのシャワーを楽しめる。

<完成したバラのドライの楽しみ方>
ガラスのケーキドームの中に、ドライフラワーにした花束を飾って、趣向を凝らしたお部屋のインテリアに。埃がつかないので、美しい状態が長く維持されます。ハーブなどのお庭の植物もドライフラワーにして楽しんで。

写真は、球状に小花が集まり、人目を引きつけるエリンジウム。

 

<vol.03 「グリーンと暮らせば 」 vol.05>