スウェーデンハウスワールド 記事一覧 | スウェーデンハウスの“世界観”をまるごと紹介する情報サイト

優しい国で楽しく子育て♪

作成者: スウェーデンハウス|2023.02.09

福祉や幸せな国ランキング上位で知られるスウェーデン。そんな国の子育てってどんな感じ?スウェーデンで子育てした日本人ママのショートコラムをご紹介!

 

ベビーカーで楽々移動

スウェーデンの首都ストックホルムでは、子ども連れの人をよく見かけます。

地下鉄や電車の駅では、ベビーカーでも楽に移動できるよう必ず目立つ場所にエレベーターがあり、車内にはベビーカー用のスペースが設けられています。そのせいか、大きなベビーカーで乗り物に乗っている人が多いなと感じます。また大抵のバスはベビーカーや車イスで乗り込む際、スムーズに乗れるよう車体が地面の高さまで下がるような仕組みになっています。車内のベビーカー置き場には、カーブを曲がる時や急停止した時にも、ベビーカーが動き出さないように、車体に取り付けられたバーにベビーカーを固定するベルトまで付いています。そのうえ、ストックホルム市内を走るバスはベビーカーで乗り込むと、無料なのですよ!

赤ちゃん連れで街に出かける時も、移動に大きなストレスがない環境は、日本のパパやママたちにはとても羨ましいお話ですね。

子育て中も自分磨き

スウェーデンではベビーカーでの移動が楽なだけでなく、赤ちゃん連れでも楽しめる場所が沢山あります。

ストックホルムの地下鉄中央駅の広場に面した Kulturhuset(クルチュールフーセット)は、図書館や劇場、アートギャラリー等がある総合文化施設です。正面玄関を入るといきなり大きなベビーカー置き場が目にとまり、ここにベビーカーを置いて親子でゆっくり楽しむ事ができるのです。例えば、オープンスペースのお洒落な図書館でゆったりとした椅子に座って美術書を眺めたり、インターネットを使ってネットサーフィンも楽しめます。少しくらい子どもが泣いていてもあまり気にする人もいません。ぐずって気になった時は4階の子ども専用スペースに移動すると、自宅にいる気分で一緒に寝転んで本を読んだり、くつろぐことができます。施設内にはレストランやカフェもあるので1日中ここで過ごす事ができるのです。

日本では赤ちゃん連れで行くのは気が引ける美術館や博物館にも、必ずベビーカー置き場があり、テーマに沿って子どもが遊べるブースが用意されています。全ての人が平等に文化にふれる機会があるこの国では、赤ちゃんから老人まで、もちろん子育て中の人も、何のハンディも感じることなくこのような施設を利用することができるようになっています。

小さな子どもを連れて自分磨きができる街って、魅力的ですね。

 

< クリスマスがやって来た♪  
  真冬もいきいきウィンターライフ >