スウェーデンハウスはハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エレクトリック2007をはじめ様々な賞を受賞しています。これまでも、これからも。私たちは高性能な家にこだわり続けます。
掲載号:The SWEDEN HOUSE No.124
スウェーデンハウスは2008年、(財)日本地域開発センターの「ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エレクトリック2007」で、栄えある第1回の大賞を受賞いたしました。省エネ性能や環境へのやさしさなど、住まいの性能・価値を総合的に評価する、いわば時代の最先端をゆく表彰です。この受賞には、私たちにとって二つの意義がありました。
ひとつは、この賞が国土交通省と経済産業省が同時に後援していること。これまでの縦割り行政では建物と設備機器が同時に評価されることはありませんでした。例えば、どんな省エネのエアコンを設置しても建物性能が伴わなければ省エネにはなりません。更に重要なことは、生活スタイルです。部屋ごとにこまめに冷暖房することが省エネと思われがちですが、スウェーデンハウスのような高性能の住宅では全館空調するほうが、より大きな省エネ効果を得られるのです。まさしく、オーナー皆様の住まい方が評価された訳です。
もうひとつは、皆様が普通にお住まいになっているスウェーデンハウスが受賞したことです。お引き渡し前の全棟気密測定やヒュースドクトルトル50など、他社に先駆けて採用したシステムが評価対象になりました。システムが評価対象になりました。1999年、全棟気密測定に踏み切る決め手は「施工精度が上がるから」でした。机上計算だけでは快適住空間を保証できないことを知っていればこそ。
思えばスウェーデンハウスは、これまでも様々な賞をいただいてきました。1997年には「省エネルギー住宅賞」の中でも最も栄誉ある「建設大臣賞」を受賞。当時はエコロジーという言葉が広く使われ始めるなど、省エネや環境保護への注目が高まった時期でした。また2004年には、住宅メーカーとして日本で初めて「地球温暖化防止活動環境大臣表彰」を受賞。これは世界的な地球温暖化防止の動きの中で、日本で貢献度の高かった企業などが表彰されるものでした。
振り返ってみると、これらの賞はいずれも、その時代、その時代の課題をテーマにしているものです。そしてスウェーデンハウスは、その課題をクリアする性能や、解決への貢献が認められて賞をいただいてきました。こうした受賞のために、何か特別なことをしたわけではありません。ずっと変わることなく高い基本性能を持ち続けてきたスウェーデンハウスに、時代のほうが様々な評価を与えてくれたといえるでしょう。
高性能の家は、断熱性能や気密性能を誇るためのものではありません。快適な住空間を提供するための必要条件だから、わたしたちはここにこだわり続けてきました。
例えば「結露」。カビや家ダニなど、ハウスダストの発生源です。結露は窓だけではありません。放っておくと建物そのものを蝕む家の大敵です。パネルの中が常に乾燥しているように、日本の気候に合わせて工夫しています。
オーナーの皆様の信頼を支えに、妥協せずに、頑なに、標準的なスウェーデンハウスを提供してまいります。